シュウカイドウ
Begonia grandis
■属科・タイプ:シュウカイドウ科の宿根草 ■花期:8〜10月中旬 ■草丈:40〜80cm
秋の到来を感じさせる花の一つが秋海棠=シュウカイドウです。学名はベゴニア・グランディス。茶花として古くから親しまれてきたため、もともと日本に自生する植物に思われがちですが、じつは中国原産で、江戸時代に渡来したといわれています。花は8月にはすでに咲き始めていますが、たくさん咲き揃うのは9月の中旬以降。明るい日陰を好むので、シェードガーデンに植えられているのをよく見かけます。ハートに近い形の大きな葉を背景にして咲くと、花色のピンクがいっそう引き立ち遠目にもよく目立ちます。