ヒトリシズカ

Chloranthus japonicus

東北地方のロックガーデンで咲くヒトリシズカ。すっと伸びた茎の先に葉花をつける様子を凜と舞う静御前の姿に重ねた素敵な命名。一度聞いたら忘れられない植物名だと思います。学名にjaponicusとつき、日本に自生しますが、極東ロシアや朝鮮半島、中国東北から東部にも自生が見られるため、日本の固有種ではありません。

 

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説明

ヒトリシズカ

Chloranthus japonicus

■属科・タイプ:センリョウ科の宿根草 ■花期:4〜5月

平安時代の末期、源義経がこよなく愛した女性であった静御前は、源頼朝と北条政子が見つめる前、一人で白拍子を舞います。

「しずやしず しずのおだまき 繰り返し 昔を今に なす由もがな」

幸せだったころに戻りたくても、もう戻れないという哀しさを込めて歌いながら舞った静御前の姿はよほど印象的だったのでしょう。舞い踊る姿は「一人静」と呼ばれ、後生まで伝えられています。

山野草として知られるヒトリシズカの名は、その「一人静」に由来し、日本各地の林床の少し湿った場所に見られます。ヒトリシズカという名前ではあるものの、株が育ってくると何本も花茎を立ち上げます。その先端に4枚の葉をつけ、真ん中から白いブラシのような花が咲きます。新葉のフレッシュな緑色を背景に際立つ花の白さを本当に美しい!

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